アニメの構造とか考えてみました

何やらハヤテのアニメ関係でちと騒がしくなっているようなので私も少し考えてみました
個人的に現状では作画は問題無いと思ってます。まぁ、朝10だし、製作も製作委員会方式では無いようなので
予算とか違うからある意味当然な気もしますが。製作会社のシナジーSPの力とかはよく分かりません
少なくともきらレボより気合入ってる気がするのですがどうなのでしょうか
んで、脚本なのですがまず私の考えはこうです。拙い考えですが
・原作をまず読み込む
・その上で尺を考えながらエピソードを分割、取捨選択して再構築する
・更にテーマを明確にする
が重要だと思うのですよ。原作付きアニメの脚本って。見た本数少ないので説得力無いと思いますが
ちなみにこの考えを持ったのはアニメ版うたわれるものを見たからこう考えるようになりました
アニメ版うたわれはおおまかな流れは殆ど原作通りです。エピソード消化の順番ではシケリペチムとナ・トゥンクは入れ替わってはいますが
原作版うたわれるものはエピソードを全部アニメで消化しようとするととてもじゃないですが2クールでは収まらないボリュームの作品でした
そこでとった選択はコメディ要素ほぼ完全カット&テーマをハクオロとエルルゥの関係にまで絞るということでした
他合戦部分とかは細かく変えていたのですが芯がしっかりしていたので名作になったと思ってます
で、アニメ版ハヤテのごとく!はというと・・・どこに重心をおいてるか未だに分かりません
原作は重心を何処に置いて読むかでかなり印象が違う作品に見えるだけにテーマがブレているといろいろとキツいと思うのですが・・・
また、再構築も上手いのかどうか・・・何回か尺余りも出してることですし
まとめるのが難しいタイプではある(意外なところを複線にしてくる)とはいえもう少し頑張って欲しいのですが・・・


少々話が変わってしまいますが私が見てきた原作付きアニメで原作を見ているものについて少し述べることにします
本当に少ないのですが・・・
あさっての方向。
これは根幹の設定(おおまかなキャラ設定と願い石の設定)だけ借りてきた全くの別作品になっています
まぁ原作のストックが少ないからそのような選択を取ったのだと思います。1クールとはいえ
ちなみに個人的にはアニメ版の方が好きだったりします。原作いろいろ暗い要素があるからなぁ・・・


夜明け前より瑠璃色なキャベツ
本当は言及すらしたくないぐらいの黒歴史作品です・・・
タイプとしては世界観だけ借りてきてフィーナルートっぽくした・・・はずです。多分あさってみたいな感じ
まぁキャベツで有名になりましたがその他もとにかく酷かった。切らなかった私は何だったんだろう・・・
伊藤静様が脚本家にリースはこう喋らないとダメだししたという話が出回る始末だからねぇ・・・
とりあえず黒歴史にされるのは嫌なのですよ。イメージ悪くなるし・・・


ストロベリー・パニック
これは漫画版だけ持ってる(連載再開されるのかなぁ)のですがキャラの性格とか違いがある気がします
どうもメディアによって(他に読者参加型企画、ゲーム、小説有り)で違うとかなんとか
わりと珍しいタイプのような気がします。


鋼の錬金術師
実はこれアニメの構造としてはハヤテに似ている気がしてきました
時間軸は少しズラしてますしエピソードの順番なんかも変えてきてますし
キャラクター設定はエピソード自体はある程度原作通りにやってますし
更には3クール目当たりからオリジナルが入り始めるあたりも似ていると思います
現在評価がどうなっているかはよく分からないのですが私は名作だと思いました
結局監督や脚本家の能力次第・・・ってことになるのですかねぇ・・・


これだけしかない・・・ARIAは原作読んでますがアニメは見てないです・・・
他、マリみてってわりと原作通りっぽい印象があるのですがどうなんですか?


あともう一つ要因が。監督は7月からもえたんの監督も平行してやってました
3クール目はちゃんともっと気合入れて仕事してください。オリジナル入るみたいですし正念場ですよ
私はアニメに期待しているので。アニメからファンになった一人のファンとして


追記:アニメージュの監督インタビュー思い出したら重要な事思い出しました
監督も言ってましたがアニメってどう考えても12月24日が先に来るんですよね
マリアさんの誕生日&ハヤテとナギお嬢さまが出会って1年の記念日が
てか、1話で尺足りるのか・・・
アニメの評価は12月24日をどう見せてくるかまで待ってもいいと思うのですがどうでしょうか
となるとますます3クール目の重要性が高くなるなぁ・・・サービスやってる暇無いと思うけどなぁ
そこまでの積み上げに使える話数は10話ちょっとだし


まとめようと努力しましたがまとめ切れなかった・・・もっと努力せねば